占いの間違った受け取り方

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ある時、命術を専門にされている占い鑑定士の方に、

数秘診断をしてもらった。

どうやら、私の機能はゴール設定らしい。

ゴールを設定するのが得意な人と不得意な人がいて、

私の場合はゴール設定がとにかく得意で、

根拠なくデカいゴールを掲げては、

周りを巻き込んでいく性質なのだそう。

さて、

「〇〇診断」とか、「××鑑定」とか

あらゆる占いが

世の中には溢れているけれど、

占いを受けるときに

大事なのは、

占いのなかに「私が特別な理由」を探したり、

あるいは「星の配置がこうだから、こういう人生なのね」と、

占いで人生の物語を作らないことかな、

と思います。

たとえば先ほどの占い結果では、

私は【ゴール設定が得意な性質】

と言われたけれど、

だから私が他の人よりも特別で秀でているかというと

そういうわけではなく。

この占術では

人間を何パターンかに分ける

という視点を採用し、

それぞれに役割を当てはめ

そのうちの「ゴール設定得意チーム」に

私が分類されただけ

ってことなんです。

ゴール設定が得意なチーム以外にも

さまざまな役割を担当するチームがあり

それぞれに優劣はないってこと。

占いに自己承認を求めてしまうと、

どんな鑑定を受けても

「私って四大元素の風の性質だから特別なのね」

とか、単にエゴを満たすだけになっちゃんだけど、

「なるほど、チーム全体の中で私はゴール設定を担当すれば良いのか」

とシンプルに受け止めれば、

その得意な機能を携えて、

場に貢献できる人になる。

これが、「占いを使う」ってことです。

あともう一つが、

「占いで物語を作らない」ってこと。

占いってのは、

ストーリーを語るものではないんです。

機能、才能、活躍できる場(相性の良い人たち)など、

あなたは何が得意で、

それをどんな場で活かせばうまくいくのか、

のヒントをくれるだけのものです。

例えばある大成功した人が、

星占いを受けた時に

「あなたは人に注目される星のもとに生まれた」

と鑑定されたとします。

多くの人がこの鑑定を聞くと、

「ああ、この人は元々そういう星のもとに生まれたから大成功できたんだな」と解釈してしまいます。

これが、ダメな占いの例。

その人は確かに「人に注目されやすい」機能を持っているのでしょう。

でも、「だから成功した」ではないのです。

その人が成功したのは、

自分が求められる場にいき、

その機能で場に貢献したから。

例えばもし、「人に注目されやすい」機能を

間違った場で発揮してしまったら、

犯罪者としてニュースで報道されるとか、

全く別の結果につながることだってあるのです。

大成功して有名になるのも、

犯罪者としてニュースで報道されるのも、

「人に注目される」という意味では同じでしょ?

占いは、物語を作りません。

どこでどんな機能を発揮したか。

それが後から、人によって物語化されるだけ。

占いを役立てるのも、

ゴミ情報にするのも、

受け取り手の視点次第です。

賢く占いを活用してね。

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